宝島滞在記

トカラ列島 宝島(鹿児島県十島村)で島おこしインターン中の日記です。日々の作業の様子と宝島の魅力を伝えていきます。

Day53 真面目な話をするよ!

 

午前中はいささんに連れられて漁師さんたちといかしばに。

 

土嚢に木をつけて沈めて、そこにイカに卵を産ませるそう。

 

初漁業のお手伝い。おじさんたち面白かった。

 

初物の鰆が釣れたそうです。

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夕ご飯に刺身でいただきました!

 

夜はかずきさんに声をかけてもらって重油ボランティアのお家で4人でお酒を飲みました。

 

農業の話とか、仕事の話とか、ボランティアの話とか、いろいろたくさん話しました。

 

帰ったら、ちゃんと授業を聞いて、身につけて、実地で農業を学んで、しっかり大学生での学びを身につけたいです。それが宝島で見つけた私の目標です。

 

ここに来て、色んな話を聞いて、「ああ、あの時の授業でこんな話してた、、、なんだっけ、、、」っていうのを何度も経験しました。

 

座学なしで実地で学べることは山ほどあります。でも、座学で得た知識があれば、実地で学べることが何倍にもなると感じました。

 

農協のこと、地方自治のこと、他にもいろいろ。もっとちゃんと身につけていたら、感じ方が違ってたと思います。身につくことが多かったと思います。

 

正直、農業に単純に関わるだけなら大学での学びなんて要らないと思います。

でも、農業マネジメント、農業経済という学問があるという意味、そしてそれを学ぶという意味。

 

私が大学で学んでいるのは端的に言えば「どうやって農業をお金に変えるか」です。

農業を生業にしている人がいるから学びます。

農業がなければ人は生きられないから学びます。

自分が学びたいから学びます。

 

ボランティアの話でも出ました。

自分がやりたいからやる。

 

2ヶ月近くボランティアをしてきて、未だにボランティアの意味はわかりません。

ここに農業を体感したいから来ました。

重油回収したいから重油回収もします。

 

結果誰かのためなのかもしれないし、それは無償奉仕なのかもしれないけど、私は自分のためにボランティアをしています。

 

誰かのためにやらなきゃいけないことでも、やらなきゃいけないからやるっていうのは何か違うと思うし、結局は自分を満足させるために動いて、それでみんなが幸せになれればいいんじゃないかな、っていうのがボランティア生活を通じての私の意見です。

 

 

自分のためっていうのは決して自分本位とか自分勝手って意味ではなくて、、、

文章力がないからうまく伝わるかわからないけど、自分がやりたいって思って行動に移すから自分も幸せだし、その先に誰かの幸せがあるんじゃないかなってことです。

 

久しぶりに真面目な意見を書いたブログです。

 

家族に読まれると思うとちょっと恥ずかしい。

でもちゃんと学んでるよ!2ヶ月も家族から離れて本当はすごく寂しいけど、それ以上にちゃんと学んでる!成長できたと思う!

 

パパとママが揃っていて、兄弟がたくさんいて、ないものが揃っている世話人さんの家族に憧れないって言ったら嘘だけど、まなかはママとじいちゃんとともちゃんが家族でとても幸せだと思いました。

 

すごく恥ずかしいけど言えないからここで言っちゃった。

 

じいちゃんがこのブログの感想LINEで教えてくれるのとてもうれしい。

 

どんなに帰りが遅くてもママの料理食べたいし、朝早く大学行く日はともちゃんのおにぎりを持って家を出たいし、間に合わなそうな朝はじいちゃんに駅まで送っていってもらいたい。まるちゃんにはぎゃんぎゃん吠えられながらガシガシ齧られながら一緒にお昼寝したりお散歩したりしたい。

 

あと一週間頑張って帰ったら、いちばんに成長した姿を見て欲しいです。

 

 

2018.3.26 なかまな