宝島滞在記

トカラ列島 宝島(鹿児島県十島村)で島おこしインターン中の日記です。日々の作業の様子と宝島の魅力を伝えていきます。

Day21 おやすみ。いろいろ考えた。

 

午前中はマーケティング教科書の課題。

楽しくなってきた。

 

お昼食べたあと、繁殖農家さんとちょっとお話。

中津川のファームステイの経験が活きました!

今度うんち取りと仔牛のミルクのお手伝いさせてもらいたいな!

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そしてトラクターの世界史読み終わりましたー!

私は、手で耕す大変さを知らないし、トラクターに乗ったこともないから全然共感できる部分がなくて、しかもベースとなる世界史の知識を残念ながら持ち合わせていなかったので、とりあえず読んではみたけど、理解は難しかったです。

お持ち帰りでしっかり調べながら読まなきゃだめだな、、、苦笑

 

夜はかのんちゃんと仲良くなりました、、、!

1歳の女の子なんだけど、私が椅子に座っていると、横に自分の椅子持ってきてその上に乗って私の上に登るの(笑)

とってもかわいい!

 

 

 

 

最近考えていること。

 

漁業、製塩業が盛んなこの島の海が重油で汚染されています。

今、島の皆さん、業者さんで回収作業を行っていますが、元通りにするには薬剤が必要だそうです。

 

そこで賛否は分かれているみたいです。

 

意見を持つ立場ではないのだけれども、

農業という同じ一次産業を学ぶ学生として考えたこと。

 

単に「生産」ということを考えたら、勿論薬剤は安全基準を満たしているだろうし、海が綺麗になれば生産できるのかもしれない。

 

でも、何かを生産する以上、誰かに買ってもらわなきゃいけないわけで、、、

消費者は薬剤を撒いた海で採れたもの、をあえて選ぶことはしないのかな、と。

 

それでどうしたらいいんだろう、っていうのは難しい。わからない。

 

海は広いし潮の流れがあるから、薬剤を撒いてもすぐに拡散されて安全なのは本当なんだと思う。

 

島にとって、海って本当に生活に密着しているんだなぁっていうのは、ここに来てすごく感じています。

 

もっともっといろいろなことを勉強したいって思える環境です。

ここでも。大学でも。他の土地でも。

たくさん勉強したい。

 

2018.2.22 なかまな